鎌倉時代 木造 向かって右が広目天立像(像高170cm)、左が持国天立像(像高192cm)。 正面を向いて、殆ど直立不動に近い姿勢であるが、内面的に天部として毅然たる気品がこめられている。 鎌倉時代の院派系仏師の作品ではないかと思われる。 共に桧材の寄木造りで、元来は彩色像であった。 「清水寺縁起」には、平安初期937年に住僧・兼慶が多聞・持国の二天を彫造奉祀したとあるから、その後、多聞天と広目天とが入れ替わったようである。