子安塔 江戸時代初期、重要文化財。 本堂の南谷(錦雲渓)を隔てた丘上に建つ、高さ約15メートル、桧皮葺きの軽快な三重塔である。 各重とも軒は二軒繁垂木(ふたのきしげたるき)、とぐみは三手先であるが珍しく尾垂木を設けず、縁には組高欄を繞(めぐ)らす。 子安観音(千手観音)を祀り、名前の通り安産に大きな信仰を集めて来た。 聖武天皇・光明皇后の祈願所と伝説されるが創建時は不詳、寛永期の再建で、明治末年まで仁王門の左手前に建っていた。