成就院
(じょうじゅいん)
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江戸時代初期の寛永16年(1639)、東福門院和子の寄進によって再建。創建は、応仁の乱の兵火によって焼失した清水寺を勧進活動によって再興した願阿上人の住房に起源。清水寺有力塔中(たっちゅう)として、江戸時代には清水寺の本願職を担当し、寺の財政・メンテナンスに勤めた。
幕末に勤皇歌僧月照(忍向)・信海兄弟を輩出し、明治〜昭和にかけて中興開山良慶和上(1875〜1983)が住持した。
(成就院庭園)
成就院庭園・江戸時代初期、名勝。
相阿弥作・小堀遠州の補修とも、松永貞徳の作とも伝える。
模範的な借景式(しゃっけいしき)・池泉観賞式の庭園で、“誰が袖”手水鉢・烏帽子石・蜻蛉(かげろう)燈籠、手毬燈籠などが名高く、五葉松・“佗助”椿が一段と風趣をそえる。
四季風情が深いが、特に“月の庭”として賞美されている。

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